韓国の4大銀行を日本のメガバンクに例えてみた

投資/仕事

まず最初に断っておくべきなのは、完全に一致する銀行はないということ。日本と韓国では銀行業界の歴史や構造が違うから。だから”規模感””ブランド力””個人利用率”で比較する。

韓国人は給料をどこの銀行で受け取る?

KB国民銀行(KB국민은행): 国内最大手。総資産トップ。

新韓銀行(신한은행): 財閥系や大企業に強い。

ハナ銀行(하나은행): 外国為替に強く、海外赴任者が多い企業に人気。

ウリィ銀行(우리은행): 政府系や公務員、大学の指定口座に強い。

実際のところ規模感であてはめると以下のようになる。

🇯🇵三菱UFJ銀行 ⇒ 🇰🇷 KB国民銀行

ATM数が多い 個人向けに強い 信頼感抜群

🇯🇵三井住友銀行 ⇒ 🇰🇷 新韓銀行

韓国のエリート感ある銀行 デジタル化が進む 法人にも強い 海外展開も活発

🇯🇵みずほ銀行 ⇒ 🇰🇷 ハナ銀行

昔から外貨取引に強い。両替レートが良い 留学・旅行に強い 外国人利用者が多い

🇯🇵りそな銀行 ⇒ 🇰🇷 ウリ銀行

元国営系 安定感 全国展開

韓国ならではの「給与通帳(급여통帳)」の仕組み:

韓国では「給与受取口座」に指定すると、各銀行がVIP並みの特典を競い合います。

  • 他行への振込手数料や、夜間ATMの手数料が「無制限で無料」になる。
  • その口座をベースにマイホームローン(住宅担保貸出)を組むと、金利が優遇される

そのため、若い世代は「カカオバンク」を普段使い(デリバリーや割り勘用)にしつつも、「給料の受け取りと資産形成(投資やローン)」はしっかりメガバンクで行うという、堅実な使い分けをしています。

韓国人がよく使う銀行アプリランキング

韓国の金融界は、伝統的なメガバンクと、ここ数年で爆発的に普及した「インターネット専門銀行」が激しくシェアを争っています。月間アクティブユーザー数(MAU)をベースにした最新の勢力図です。

1位:トス(Toss)

  • 特徴: 元々は送金アプリでしたが、独自の銀行(トスバンク)を設立。圧倒的なUI/UXの使いやすさで20〜30代の心を掴み、金融アプリの絶対王者となっています。

2位:カカオバンク(KakaoBank)

  • 特徴: 国民的アプリ「カカオトーク」を基盤にしたネット銀行。キャラの可愛さだけでなく、口座開設や送金が「世界一簡単」なことで爆発的人気。

3位:KBスターバンキング(KB国民銀行)

  • 特徴: 伝統的な都市銀行(メガバンク)のプライド。2025〜2026年現在もデジタル顧客経験1位を獲得するなどアプリの大改編に成功し、ネット銀行に負けない1300万人以上のMAUを誇ります。

4位:新韓SOLバンク(新韓銀行)

5位:ハナワンキュー(ハナ銀行)

韓国で現金は本当に必要ないのか?

結論から言うと、「99%必要ありません」。 韓国は世界トップクラスのキャッシュレス社会であり、現在のカード・スマホ決済比率は9割を超えています。

  • 完全キャッシュレスの現実:
    • スタバなどの大手チェーンはもちろん、小さな個人カフェでも「キオスク(無人決済端末)」が主流。これらは現金投入口すらなく、カード決済専用です。
    • タクシーもクレジットカード、または配車アプリ(Kakao T)での自動決済が当たり前。
  • じゃあ、1%の現金はどこで使う?:
    • 東大門(トンデムン)や南大門(ナンデムン)などの「伝統市場」の屋台(トッポギやホットクを食べる時)。
    • 地下鉄の「交通カード(T-money)」を券売機でチャージする時。※実はここだけは現金の縛りが根強く残っています。

韓国旅行でおすすめの両替方法(2026年最新版)

「空港の銀行窓口で日本円をウォンに両替する」のは、手数料が高すぎて完全に過去の遺物になりました。今のトレンドは「デジタル両替」です。

  • 最強の選択肢:WOWPASS(ワウパス) または NAMANEカード
    • 日本のパスポートさえあれば、韓国の主要駅やホテルにある無人自動両替機でその場で作れるチャージ式プリペイドカードです。
    • 仕組み: 日本円の「現金」を機械に入れると、その日の良いレートで自動両替され、カードにウォンとしてチャージされます。そのまま韓国のクレジットカード加盟店でどこでも使えます。
  • サブの選択肢:明洞(ミョンドン)の公認両替所
    • どうしても現金が必要な場合は、街中の両替所(「大使館前両替所」など)が最もレートが良いです。

日本人は口座を作れる?

答え

👉 作れる

ただし

  • パスポート
  • 外国人登録証
  • 韓国の住所
  • 韓国の電話番号

などが必要になることが多い。

旅行者が数日滞在で作るのは難しい。

韓国での電話番号が必要なことがネックとなりそうだ。

まとめ 韓国の銀行事情

韓国の4大銀行の存在を頭の片隅にいれておくと、旅行の際に見かける看板や標識ATMなどの数で本当に多く目にするのはどこの銀行かわかるかと思います。日本人が韓国の銀行に口座を作るのは、留学や仕事で赴任するような長期の滞在でないと難しいかもしれませんが参考にしていただければ幸いです。(いずれアジョシが体当たりで口座開設までの道のりをルポりたいところです)

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