韓国ドラマ『瑞草洞<ソチョドン>』

韓国ドラマ
イ・ジョンソク×ムン・ガヨンが織りなす法廷ヒューマンドラマの新境地

はじめに

2025年7月からU-NEXT独占で放送開始となった韓国の最新ドラマ『瑞草洞<ソチョドン>』。久々にイ・ジョンソクとムン・ガヨンの共演が実現したこの作品は、単なる法廷ドラマを超えた、働く大人のリアルな日常を描いた珠玉のヒューマンドラマです。

現役弁護士であるイ・スンヒョンが脚本を執筆し、実体験に基づいた弁護士の日常を描く本作は、法曹界の内側から見た等身大の物語として大きな注目を集めています。

率直な感想として、「法廷モノ」とは一線を画した内容になっています。仲間、人間関係、そちらに比重を置いたとてもアットホームであたたかみのあるドラマです。

写真出典元:tvn


あらすじ

舞台設定:法曹タウン「瑞草洞」

ソウルで最も大きな裁判所があり、無数の法律事務所が軒を連ね、日々、何千何万もの事件と人生が交差する韓国の法曹タウン「瑞草洞(ソチョドン)」。※ちなみに瑞草駅は江南駅から地下鉄で4分です。

そんな瑞草洞の一角、同じビルのそれぞれ別の法律事務所で働く5人のアソシエイト(雇用)弁護士たちは、毎日大小さまざまな仕事の対応に追われ、人間関係に振り回されながら、出勤と退勤を繰り返している日常が描かれます。

物語の中心:食事を通じた絆

法曹タウンとして知られる瑞草洞(ソチョドン)にある弁護士法人で、弁護士歴9年目のアン・ジュヒョン(イ・ジョンソク)はアソシエイト弁護士として働いていた。彼にとって、仲間と食事をしながら他愛もない話をすることが、日々のストレスを解消する大切なひとときだった。

ある日、仲間のひとりが退職し、その後任としてカン・ヒジ(ムン・ガヨン)が新たに赴任することから物語が動き始めます。

ドラマの核心テーマ

冷酷な訴訟ばかりの街でストレスを抱えながらも、食事の時間に集まり、おしゃべりで心を癒す喜怒哀楽な弁護士ライフを中心に、アソシエイト弁護士5人の喜怒哀楽と成長を描いた法廷ヒューマンドラマとして展開されます。


おすすめポイント

1. 現役弁護士による本格的な脚本

最大の魅力は、現役弁護士であるイ・スンヒョンが脚本を執筆し、実体験に基づいた弁護士の日常を描く点です。従来の法廷ドラマが派手な裁判シーンに重点を置いていたのに対し、本作は弁護士の等身大の日常にフォーカスしています。

日常的に事件と向き合い、調査や諮問などの実務をこなしていますが、難しい法律用語がたくさんでてくるわけでも、裁判シーンが長いというわけでもなく、どちらかといえば「弁護士の日常」を描くことに重きを置いております。

2. 「食事」を通じた人間関係の描写

本作の大きな魅力のひとつが、主人公たちが”食事”を通じて絆を深めていく描写だ。食事のシーンは法廷シーンに匹敵するほどの比重で描かれており、忙しい現代人にとって共感しやすいコミュニケーションの場として機能しています。

なんといっても食事。とにかく仲間で食事をするというシーンを大事にしていて、それが好感度アップにつながっています。どんなに忙しくても、どんなに悩みを抱えていても、美味しいものを囲む仲間がいるって素晴らしいですよね。仲間最高ドラマです。

3. 久々のイ・ジョンソク×ムン・ガヨン共演

互いに距離をとりながらも、意識し合わずにはいられない2人の関係性と、これから展開されるロマンスの行方は、両者のファンならずとも気になるところです。が、ロマンス好きな方には申し訳ないですが、ロマンスがほどよいバランスです。人間ドラマ好きな方へは朗報ですが、恋愛要素が少なくてとてもよいです!


主要キャスト紹介

イ・ジョンソク(アン・ジュヒョン 役)

写真出典元:tvn

法務法人キョンミンに所属する弁護士アン・ジュヒョンを演じるのは、『あなたが眠っている間に』『W -君と僕の世界-』で主演を果たしたイ・ジョンソク。事務所のエースのような存在であり、開業意欲がゼロであるサラリーマン弁護士をクールに演じます。

キャラクターの特徴:
7階の弁護士法人「ギョンミン」に所属している9年目のアソシエイト弁護士。転職や開業が当たり前の雇用弁護士業界で、転職することなく同じ法律事務所に勤続しているベテラン弁護士。困ったことがあればアン・ジュヒョンに頼む。なんでも解決してくれそうな顔してますよ!

イ・ジョンソクの新境地
除隊後の復帰作『ビッグマウス』で三流弁護士を演じて話題を呼んだイ・ジョンソクが、本作でも弁護士役に挑戦する。『ビッグマウス』とは対照的に、今回演じるのは信頼厚い実力派弁護士ジュヒョンだ。銀縁メガネとスーツという知的な王道スタイルで、シーンごとにファンの心を魅了する。

ムン・ガヨン(カン・ヒジ 役)

写真出典元:tvn

1年目の新米弁護士カン・ヒジを、『女神降臨』『あいつは黒炎竜』でヒロインとして存在感をしめしたムン・ガヨンが務めます。ガヨンさん、いつにも増して大人っぽくて綺麗です。

キャラクターの特徴:
情熱に満ちた1年目の新人弁護士として、フレッシュな魅力で物語に新風を吹き込みます。

カン・ユソク(チョ・チャンウォン 役)

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アソシエイト弁護士たちのムードメーカー、チョ・チャンウォン役を演じるのは、「おつかれさま」や「いつかは賢いレジデント生活」で人気急上昇のカン・ユソク。ヒット作に立て続けに出ているカン・ユソクさんはここでも味のあるキャラクターです。

チームの雰囲気を明るくする重要な役割を担っています。背中をぽんぽんってしてやりたくなるようなシーンが多くて・・・。

リュ・ヘヨン(ペ・ムンジョン 役)

写真出典元:tvn

『応答せよ1988』でボラ役としてブレイクしたリュ・ヘヨンが女性弁護士として活躍。

アン・ジュヒョンと同僚。唯一の既婚者で旦那がアン・ジュヒョンと親友。たいてい食事の店を決めるのは彼女の役割。

イム・ソンジェ(ハ・サンギ 役)

写真出典元:tvn

イム・ソンジェは、悪役もこなせる欠かせないサブキャラの一人です。『最悪の悪』『ハッシュ』『ムービング』などに出演しています。

チョ・チャンウォンとの掛け合い、仲の良さもみごたえありますが、メンバーそれぞれとの関係性もとてもよくて潤滑油のように欠かせない存在です。


見どころ・注目ポイント

リアルな職場環境の描写

本作は、弁護士としての異色の経歴を持つイ・スンヒョンさんが脚本を手掛けた法廷オフィスドラマとして、積み上げた経歴と豊富な知識、理詰めの世界で働く弁護士たちの日常がリアルに描かれています。

現代的なテーマ

ビジネスパーソンなら誰もが共感できる、職場での人間関係、キャリアの悩み、仕事とプライベートのバランスといった現代的なテーマが巧みに織り込まれています。

食を通じたコミュニケーション

忙しい日常の中で、食事の時間が唯一のリラックスタイムとなっている現代人の姿は、多くの視聴者の共感を呼ぶでしょう。韓国文化のキモでもある食事。美味しそうな料理がたくさん登場します。サウウェウイのトッピングも参考にしたいところです。


配信情報

U-NEXTで独占配信

韓国ドラマ『瑞草洞』は、2025年7月5日(土)からU-NEXTで韓国同日・独占見放題配信されます!

U-NEXTは、2025年7月5日(土)より韓国ドラマ『瑞草洞<ソチョドン>』を”U-NEXTオリジナル”として日本初・本国同時独占見放題配信いたします。

写真出典元:tvn

本国同時配信の意義

韓国と同日配信というのは、韓国ドラマファンにとって嬉しいサプライズ。最新話をリアルタイムで楽しめるのは大きな魅力です。


30~40代男性におすすめする理由

1. 働く大人のリアルな姿

弁護士という職業を通じて、働く大人が抱える悩みや喜びがリアルに描かれています。とにかくこれ見て思うのは同期を大事にしたいね、と。同僚、同期。これ永遠の仲間であれ!と。

2. 職場の人間関係

このビルで働く、5人のアソシエイト弁護士。彼らは次第に食事を共にするように…という展開は、職場でのコミュニケーションの大切さを改めて感じさせてくれます。

3. キャリアへの向き合い方

開業意欲がゼロであるサラリーマン弁護士という設定は、必ずしも独立や転職を目指さず、現在の職場で長く働き続ける選択肢の価値を再認識させてくれます。

4. 品のあるラブストーリー

過度に甘ったるくない、大人のラブストーリーが期待できます。仕事を通じて育まれる関係性は、現実的で共感しやすいものになるでしょう。


まとめ

『瑞草洞<ソチョドン>』は、従来の法廷ドラマとは一線を画す、働く大人のための等身大のヒューマンドラマです。現役弁護士による脚本、実力派俳優陣の共演、そして食事を通じた心温まる人間関係の描写など、見どころが満載の作品です。

特に30~40代の働く男性には、主人公たちの職場での悩みや喜び、人間関係の築き方など、多くの共感ポイントがあることでしょう。

イ・ジョンソクの新たな魅力と、ムン・ガヨンとの息の合った演技、そして5人の弁護士たちが織りなす群像劇を、ぜひU-NEXTでお楽しみください。

視聴方法:U-NEXT独占配信(2025年7月5日より)


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