第1回 アラフィフアジョシがなぜ韓国語を学習しようと思ったのか

韓国語学習

アラフィフアジョシが韓国語学習を始めるにいたったきっかけとは? 韓国ドラマ・韓国バラエティ・そして推しを作ることを通して「言葉がわかればもっと深く味わえる」と思った瞬間をお届けします。韓国語初心者の壁を突破するまでの軌跡と実践法をお届けする第一回。

きっかけ

なぜアジョシは韓国語学習に興味を持ったのか。遡ること数年ですが、時はコロナ禍まっただなかで韓国ドラマブーム。梨泰院クラスだ愛の不時着だとかまあ抑えておくべきとこは抑えておこうかレベルでわたしも観てました。映画は以前から国を問わず観ていたのですでに韓国映画だけでも100本以上は観ていた状態でした。ところがまあ俳優さんの名前は、ソン・ガンホとイ・ビョンホン、チョン・ジヒョンにハン・ヒョジュ。ぐらいしか顔と名前が一致する俳優がいなかったと思います。100本以上観てたのに。。。

そもそも映画は好きだったけどドラマは絶対に見ないぞ!とか言ってました。時間がもったいない。それが最大の理由でした。なので梨泰院クラスと愛の不時着だけを例外にするつもりだったのですが、「ミセン」「青春の記録」「マイディアミスター」「賢い医師生活」となにげなく開封していったらあら不思議、韓国ドラマを見て浪費していく時間ほど贅沢な時間の使い方はないなと思うに至りました。

と、そこで、あれ? 言ってることが聞き取れるなー。そんなことを思い始めたんですね。単語レベルでわかるものが増えてきた。

そこで、せっかくだから勉強してみようかな? と思ったのがきっかけです。

韓国語学習って何から始めるの?

最初の最初に始めたのはDuolingoでした。世界で最もダウンロードされている語学アプリDuolingo(デュオリンゴ)は、40以上もの言語が無料で学べます。ゲーム感覚で学習できる機能も満載。ということで気軽に始めることができました。

負けず嫌いの私は、課金しないにもかかわず、毎日必ずやり抜いて週あたりでは必ず昇格をはたし、続ければ続けるほどやめられない沼オチしてトップリーグまで上り詰めるのです。(なんの話だ)。しかも、一度も降格することなく週単位でしっかりやり遂げたのです。土曜日の午前中にごぼう抜きしていくスタイルが好きでした(なんの話だ)。というの300日間やり続けました。300日は長いとは思わないし、もっともっと連続でログインしている人もいますが、私にとっては300日が辞め時の目安でした。学習内容が簡単に思えてきたことと、時間の使い方に疑問を抱き始めたことが原因でした。すぱっとやめる頃には当然ですがハン剣5級には余裕で受かってました。4級合格の当落ラインレベルぐらいまではDuolingoだけで学習できたと思っています。

ただ、文法が物足りないなと考えるようになっていて並行してYoutubeのトリリンガルトミの初級講座をよく見ていました。

それと、NHKラジオのハングル講座をテキストは買わずしてラジオアプリで聞きまくりました。1週間聞くだけです。Duolingoのごとくカレンダーできいた日に印がつくので、サボらずに毎朝通勤時に聞く習慣化をつけました。身についているかどうかはどうでもよかったというか、難しくなっていくとテキストなしでは何言っているかわからなくなってくるぐらいまでは続けました。半年ぐらいですね。お金をかけずに韓国語を聴くにはそういう手段がベストでした。

韓国語学習をスタートしたのが2021年の11月からで、ハン検5級を翌春に受検し合格し、一年ぐらいは独学での勉強スタイルで試行錯誤していました。

推しを作る

韓国人の推しを作る。これが韓国語学習のモチベーションを維持するのに必須ではなかろうか。そう思ってもなかなか、熱狂的に誰かを推すのが得意ではない。Mamamooは好きだしWheeinも好きだけど、ペンミ行くほどの熱狂的なものはない。歌を聴いてるだけで元気もらえる。それだけで充分っす。なファン。俳優さんも推しにくいし(名前も顔も一致してきたのに)、、、

と、そんな矢先に応援しているサッカーチーム、Jリーグはベガルタ仙台(J2)に韓国人選手の入団が決定しました。その名もキム・テヒョン。え、世界一有名なキム・テヒョンことVこと、テテと同姓同名じゃないか。で当時はU-20の韓国代表レベルのディフェンダーでした。

彼を推そう!

私は心に決めました。そして時を同じくして韓国語学習用のInstagramを開設。そこで、自分がやっているラケットスポーツの記録を韓国語でアップしつつも、キム・テヒョン選手や、韓国の著名人などをフォローすることを始めたのです。それが2022年1月ぐらいからなので、韓国語学習スタートとほぼ同時期といっていいでしょう。

バラエティ、Youtube、韓国ドラマを字幕なしで…

韓国ドラマを見てるし「せっかくだから勉強してみようかな?」というふわっとした動機からDuolingo学習、そして「推しへ応援コメントを送ろう」とPAPAGOを使って文章を組み立てたり、そして行き着いた先は「字幕なしで韓国語ドラマを見たい」でした。

面白いコンテンツ系Youtubeから韓国バラエティ、韓国ドラマ、それらを字幕なしで見たい!そう思ったのはアイドルたちのドキュメント系バラエティを見たからです。BTSのボンヴォヤージュ、インザスープなどなどを代表とするアレ系ですね。BLACKPINKのBLACKPINK HOUSEとかを見て、タレント系バラエティ面白いじゃん!となるんです。そしてさらに一歩踏み込んで「言葉がわかればもっと深く味わえるんじゃなかろうか」と思いましたね。そしてなんといっても悔しかったのは一番好きな歌うまグループであるMAMAMOOという4人組女性グループが田舎でバーベキューをしているリアリティ番組「MooMoo Trip」になんと日本語字幕がないという事態。(よくありますね日本語なしYoutube)。これを見たい!見たいぞ!そう強く思ったのが、実は、「字幕なし」への欲求の序章でありました。

韓国語を勉強しようと思った原動力。日本語字幕のない動画たち、ね。

画像出典元:kstationtv.com

まとめ

はい。というわけで、40代アラフィフアジョシが韓国語学習をするきっかけについて綴りました。これ、実はすごく重要なんですよね。勉強していれば挫折もあるし、壁にもぶつかるし、スランプもそりゃあります。そんな時に「初心に帰る」。何のために勉強しているのか。この「きっかけ」が明確であればあるほど、踏ん張れるんですよね。

というわけで、私は「字幕なしでコンテンツを見る」そして「推しにDMを送る」という目標に向かって2021年後半から韓国語勉強を始めたのでした!

シリーズ連載

第2回 インチン=インスタチングとの出会い

第3回 韓国人の食堂での学びとオンライン習慣化

第4回 日々の独学が血となり骨となる その実践方法

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