正直ね、ドラマにハマるまではどちらかというと嫌韓的立ち位置でした。歴史的なことはおいておいても、竹島問題とかおいておいても、韓国人はねぇ~という根拠なき意見は持ってましたね。在日の同級生とか友達とかいたんで遠い存在ではまったくなかった。それで、意味もなくサッカーも野球も日韓戦では負けたくなかったですね。でも韓国映画は見てましたよ。韓国ノワールは香港ノワールの流れを汲んでいて好きなんです。でもドラマってヨン様的なおばさまたちが夢中になってる世界でしょ?(ふるっ みたいな印象持ってたのは確かです。
まさか自分が韓国ドラマにハマるなんて
韓国を身近に感じたのは、自分が応援するサッカーチーム(Jリーグ)に韓国籍選手が2人いて、彼らを熱心に応援していたことも無関係ではありません。それと、やはり世界的パンデミックにより「おうち時間」が増えたことも影響したでしょう。Netflixで映画ばかり見ていた私は、韓国映画を見ることはたまにあったけど、ドラマはちょっとねぇ…。「時間の無駄じゃない?」面白いんだろうけど「廃人になるに違いない」という牽制もなくはなかった。
愛の不時着が流行って梨泰院クラスが流行って…
見ちゃいましたよね。時間無駄でいいじゃない。廃人でいいじゃない。
面白いんですね、これが。面白かった。新鮮だった。どこがおもしろかったかは他に譲るとしてとにかく新鮮でした。(日本のドラマをさほど見ないので日本と比べてどうとか言えないのが残念)
賢い医師生活
決定的に韓国ドラマ沼にハマったのは賢い医師生活を見てからだったと思います。シーズン1、シーズン2と立て続けに見て、とにかくハマりました。感動した!とか面白かった!とか泣けた!とか、言語化できるような感想をいだきませんでしたが、とにかく、「よかった」。こういう「生き方」もあるんだな、と。登場人物それぞれすみずみまでに共感したというか、そうだよねそうだよね、とうなずいた感覚でした。私はFilmarksに感想を書いているタイプなのですが、これを見て「人生の幅が広がった」と書いていた。そう、ここから私の人生の幅がぐんと広がったように思う。
そして、なんといっても「食事」へ対する情熱。ここが日本と韓国における最大の違いかと思いました。とにかく「食事」を大事にしていることが伝わります。このドラマでもどんなに忙しくたって「食事」を大事にしていた。「食事」何を食べた? 韓国語ではそんな挨拶が交わされるのが日常なのも理解できます。「食事」に何を食べるかも重要ですし、「誰と」食べるかも重要だな。そう思わされた貴重な作品でした。
たくさんの良作とたくさんの駄作
ミセン、マイディアミスターわたしのおじさん、愛の不時着、梨泰院クラス、25、21、その年、私たちは、椿の咲く頃に、麗、プロデューサー、私たちのブルース、応答せよシリーズ、などなどとにかく鬼のようにドラマを見まくった。良作もあれば駄作もある。それでも、打率は悪くない。比較的面白い作品が多い。泣ける作品も多い。登場人物の描写が丁寧で、わき役たちに妙に愛着がわく。ここらへんのよさをもっと切り取っていけるようにしたいものだ。
あ、もちろん、目もあてられないようなひどい作品もありますよ。
私はノワール系が好きですが恋愛ものも、家族ものも、コメディもSFも見ますよ。ホラーとゾンビと歴史ものはまだ未開拓かもしれません。
没入感のおすそ分け
韓国ドラマの沼を紹介していくうえで、やはり「没入感」がものすごい作品があるわけで、それらの作品と出会うことにより、みなさんも日常から離れられる瞬間が生じるのではないか? と考えるわけです。面白い作品をぜひ共有しましょう。没入感のおすそわけです。
きっと素敵な時間を過ごすことができて、心もリフレッシュできるはず。
新旧問わず常にアップデートしている筆者ですので、おすすめの韓国ドラマコーナーはちょっと力を入れていきたいと思っているのでお楽しみに!
そうですね、現在リアタイで視聴中でハマっているのは瑞草洞<ソチョドン>です。あー続きが楽しみでしかたない!(という気持ちが、テストステロン分泌につながってればいうことなし!)
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